ビジネス系の本を読んでいて目につくのが「...は複眼的に考えるべきである」のような表現.実に多くの本であたりまえのように使われている.
複眼は単眼が集まって一つの目の機能を形成しているのであって,多くの視点で物を見るような機能は持っていない.だから複眼的をそのような意味で使うのは誤りである.これはオリジナルは朴の意見ではなく,昔(20年くらい前に)何かの本で指摘されていたことである.
朴はなるほどと思って,それからは複眼的をそのような意味で使っている人のことは心の中で蔑むことにしてきた.でも,広辞苑にはしっかり「さまざまな視点を持つさま」と書かれている.それでも朴は使わないし,これからも蔑み続けるであろう.
2 件のコメント:
ごもっともです。
ご賛同ありがとうございます.ところで全く関係ありませんが,干しぶどうはあいかわらず嫌いですが,最近は干しマンゴーに凝っています.
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